鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、2018年度の発注見通し(7月2日時点)を公表した。東京支社発注分では相鉄・東急直通線の新横浜(仮称)駅新築工事と、羽沢変電所新築工事を追加。このうち、新横浜駅については一般競争入札案件として19年度第1四半期に入札する方針だ。
新横浜駅の計画規模は、鉄筋コンクリート造地下4階地上平屋延べ2万2300平方b。設計業務は交建設計(東京都中央区)が担当した。19年度第1四半期に入札するのは建築工事で、工期32カ月を見込んでいる。
一方、羽沢変電所は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ900平方bの規模で計画。現在、延べ床面積を変更する建物修正設計業務を都市環(東京都大田区)で進めている。建築工事は条件付き一般競争入札案件として、第3四半期に入札する予定。工期は約15カ月。
直通線関連ではまた、羽沢トンネル・綱島トンネル間の軌道構造設計(履行期間約6カ月)、新横浜変電所他1カ所の変電設備設計(同約12カ月)をいずれも簡易公募型競争入札案件として第3四半期に入札することになっている。
相鉄・東急直通線は、JR東日本東海道貨物線横浜羽沢駅付近から東急東横線日吉駅までの約10`。開業予定時期は2022年度下期。
なお、関東甲信工事局発注案件で県内該当分はなかった。
提供:建通新聞社