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建通新聞社(中部)
2018/07/03

【愛知】県 清水住宅南地区 取り壊しを次年度

 愛知県建設部は、清水住宅の建て替え事業で、2019年度に南地区の住棟の取り壊し工事を発注する予定だ。順調に進めば、20年度に初弾の住棟の建設工事に着手する。
 清水住宅南地区は1968〜71年に建設された。既存の1〜7号棟、15〜17号棟の10棟がある。いずれも鉄筋コンクリート造5階建てで、合計331戸。これを取り壊し、新たに8階建て一部6階建て、8階建て、9階建て一部7階建ての3棟を建設する。戸数は合計167戸となる。標準住戸面積は2DKが52・5平方b、3DKが64・9平方b。
 南地区の初弾の住棟となるE棟は鉄筋コンクリート造9階建て一部7階建て、戸数は55戸。既存の1〜4号棟を取り壊した跡地に新築する。既存住棟はいずれも鉄筋コンクリート造4階建てで、1号棟は40戸、延べ2524平方b、2号棟は40戸、延べ2524平方b、3号棟は36戸、延べ2271平方b、4号棟は40戸、延べ2524平方b。設計は新築、取り壊しを一括して山田設計(稲沢市)が担当した。
 19年度に初弾の取り壊し工事を発注する予定。20年度に1棟目の住棟の新築工事を発注する。工期は20〜22年度の3カ年を見込む。
 清水住宅は、北地区と南地区の二つの街区で構成している。北地区から建て替え事業に着手しており、本年度に終了する予定。北地区に引き続き南地区の建て替え事業に着手する。建て替えに伴い、敷地南側に0・95f程度の余剰地が発生するため、活用手法を検討していく。

提供:建通新聞社