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　県西部総合事務所建築住宅課は、国の経済対策に伴う２０１７年度補正予算で前倒し施工する境漁港高度衛生管理型市場整備事業（境港市昭和町）の６号上屋新築工事と４号上屋外改修工事の発注計画をまとめた。新築、改修の２件とも建築、機械設備、電気設備の３工種に分けて７月に公告し、８月に入札する見通し。概算工事費は４億円あまりを見込んでいる。
　16年度から本格的に工事に着手した同事業では現在、陸送上屋新築工事が10月の工期、１号上屋新築工事が19年４月の工期で建築工事が進められている。６号上屋新築工事と防鳥対策などを行う３号・４号・５号上屋改修工事は当初、21年度の施工計画を立てていたが、国の予算調整で18年度内に前倒し整備されることになった。５号上屋の西側に新築される６号上屋の建物規模は鉄骨造平屋建て延べ床面積４５０平方�b（建築面積６５２平方�b）。概算工事費は、建築工事が約１億８１００万円、機械設備が約１５００万円、電気設備が約２３００万円。
　また、４号上屋外改修工事は、鉄骨造平屋建ての３号・４号・５号の既存上屋の柱、土間の老朽改修のほか、固定式のトラス部及び開閉式の柱間に防鳥ネットを設置する。概算工事費は、建築が約１億０９００万円、機械設備が約３３００万円、電気設備が約４７００万円を見込んでいる。工期は19年１月末を予定している。設計は、桑本・平・羽子田・清水ＪＶが担当した。

日刊建設工業新聞