高岡市は29日、富山高岡広域都市計画地区計画「井口本江・出来田地区」の決定を告示した。
同地区の用途地域の変更に伴い、地区計画を定めた。位置は井口本江字江指廻、井口本江字五俵刈、井口本江字干場、出来田、蓮花寺の各一部。
都市計画道路能町庄川線を挟んだ西側4・1ヘクタールと東側5・4ヘクタールの計9・5ヘクタールについて用途を第一種住居地域(旧・第一種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域)に変更。中規模(3000平方メートル)までの店舗、事務所などの立地が可能となる。一方、地区計画で工場などの建築物を制限した。
市によると、都市計画道路に交差する市道井口本江18号線の整備も進んだことから、用途混在による環境の悪化を規制しながら、日常生活を支えるサービス機能の配置を誘導できるよう、地元の要望も踏まえて立案したとする。
この決定を含めた5件の決定・変更に係る図書は市役所で縦覧できる。