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　新潟市は、潟東小学校移転改築・潟東中学校一部改築事業の基本設計をまとめた。新築する小学校は校舎棟ＲＣ造４階建て延べ５０７０平方メートル、体育館はＲＣ一部ＳＲＣ造平屋建て７４０平方メートル規模で計画する。
　潟東中学校敷地内（西蒲区三方地内）に移転し一体化を図るもの。校舎には普通教室９室、特別支援教室２室のほか、特別教室（理科室、家庭科室、図工室、音楽室、図書室など）、多目的スペース、視聴覚室、ボランティア室他が入る。プールは校舎屋上に設置。小中兼用タイプの２５メートル×６コースとする。ひまわりクラブ軽量Ｓ造平屋建て約３３０平方メートルも新たに設ける。
　今後のスケジュールを見ると、１８年度は実施設計と中学校プール解体、中学校仮設職員室の整備（竣工後ひまわりクラブに転用）を行う。１９年度に中学校管理棟を解体し小学校校舎・体育館建設工事に着手。２０年度内に完成させ、２１年４月の移転完了を目指す。
　設計は新潟市建築設計協同組合。チーフは翔アトリエ、意匠が丸山建築設計事務所、構造をＮＳＫ建築構造研究所、電気設備を涌井電気設備設計室、機械設備をオヤマツ設計事務所が担当。