建通新聞社
2018/07/02
【大阪】近畿地整発注見通し定期更新 本官4件追加
国土交通省近畿地方整備局は、発注見通しの定期更新で工事381件、業務374件の計755件をまとめた。新たに追加されたWTO案件はなかった。本官工事は4件を新規追加し、いずれも下半期に発注する予定だ。
本官工事の発注規模は、全て3億円以上6億8000万円未満。うち2件は、大和御所道路の小槻地区北下部工事と飯高町地区下部工事で、ともに橋梁下部工を行う。他の2件は、和歌山河川国道の冷水拡幅藤白トンネル撤去工事と紀南河川国道の国道42号新切目歩道橋上部工事となっている。
工事案件を事務所別に見ると、福井河川国道が58件で最多となり、以下、和歌山河川国道の34件、姫路河川国道の27件、紀南河川国道の26件、滋賀国道の25件が続いた。
発注規模別では、50億円以上と30億〜50億円以上の案件各1件の発注を唯一予定する福井河川国道の発注量が最多となる見込みだ。
業務案件は、大和川河川で遠里小野東地区高規格堤防詳細設計を第2四半期、浪速国道で大阪湾岸道路西伸部六甲アイランド地区第三高架橋詳細設計と同第四高架橋詳細設計などを第3四半期に外注する予定。