香川県中讃土木事務所は、大束川改修事業で2018年度、第2四半期に新開橋架け替えに伴う橋台築造工事、護岸工事を入札する。同橋の下流側の富士ミサワ橋架け替えに伴う橋台工事などは入札済みとなっている。
新開橋はマルナカ飯山店の南東約100b付近に位置し、富士ミサワ橋は同店の東側に位置する。2橋とも改修事業に伴い架け替える。新開橋は現橋の上流側への架設を検討しており、富士ミサワ橋はほぼ現在の場所で架け替える見通し。新橋の上部桁の構造や橋長などは設計作業中のため明らかにしていない。
第2四半期に入札予定の新開橋架け替えに伴う橋台2基築造工事の工期は7カ月。また、2工区の護岸工は延長113b(富士ミサワ橋の下流右岸側)で工期は6カ月。入札済みの富士ミサワ橋架け替えに伴う橋台などの工事は、橋台1基、橋脚1基の他、橋台付近の護岸工延長約81b、工期は約8カ月。
防災・安全社会資本整備交付金として進めている広域河川大束川改修事業は、県道善通寺府中線「富士見橋」(国道438号・川原交差点の東)から北、「富士ミサワ橋」(マルナカ飯山店の東)までの延長約400b区間が対象。掘り込み式の同川の右岸または左岸を掘削して河道部を拡幅する。富士ミサワ橋付近で、天端間を現況10bから改修後に36bに広げる。護岸の勾配を現況5分から改修後2割に緩くし、張りブロックで整備する。同橋付近で法長は10bになる。
この他、改修工事に伴い、樋門も改修するため、左岸側(2カ所)樋門の詳細設計を香川設計センター(坂出市)に10月12日の設計期間で委託済み。
場所は丸亀市飯山町東坂元。
提供:建通新聞社