全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　山崎塗装店（福井市文京２丁目）の小林俊明代表取締役が全国会員２２７９社（６月７日現在）を擁する日本塗装工業会の常任理事に就任した。
　このほど開かれた創立７０周年記念式典および第５９回定時総会で選任され、今の気持ちは「なにより会員のために。経営委員長としてもより良い事業を行いたい」と抱負を示す。テーマは人材育成と研修を柱に掲げ、住宅リフォーム登録団体の周知や社会保険問題、適正取引調査などと多彩。いずれも前年事業を引きつぐ継承発展を基本とし、小林カラーとして新事業を立ち上げる腹案も抱く器量をみせた。前経営委員長が若宮昇平氏（石川県塗装工業会会長で日塗装の今役員改選で副会長就任）という北陸人同士のご縁にもキリリ表情を引き締める。
　経営の要諦はやはり人材育成と、氏が呼びかけて昨年発足した塗装関連業者の若手経営後継者の会『福彩会』にも大きな期待を寄せる。「関東などには昭和会という若手が集う会が存在し、そこで培う人脈を生かして協力しあう」いい関係づくりを福井でも目指したいという。「とにかく学べる楽しい日塗装にしたい」と業界発展に抱負は尽きない。

　こばやし・としあき　５３歳　関東や中部、関西などとの交流の重要性を強調し、新しい活躍のステージに意欲を示す。