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建通新聞社
2018/06/28

【大阪】はびきの医療C改築 基本設計着手へ

大阪府立病院機構は、大阪はびきの医療センター(旧大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター)の改築に向け、基本設計に着手する。2018年度内に基本設計を完了し、19〜21年度にデザインビルド方式により整備する予定だ。
 新病院の延べ床面積は、外来部門2575平方b、病棟部門7926平方b、診療部門4641平方b、その他1万8319平方bの計3万3461平方b。建設地は羽曳野市はびきの3ノ7ノ1。
 建物は免震構造とし、地下1階地上8階建てで構成。地下には搬入ヤードや霊安・解剖室、1〜2階に外来・救急部門、3階に手術室やICUなど、4〜8階にNICUや分娩室を含む病棟を配置する。病床数は405床(一般・第2種感染症・結核)を想定。駐車場は650台分を見込む。
 概算事業費は約162億円を見込む。内訳は工事費が約130億5000万円、設計費などが約6億5000万円、撤去費が約15億1000万円、医療機器が約10億円。
 既存施設は▽高層棟(鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上12階建て延べ2万4822平方b)▽管理診療棟(鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ1万2244平方b)▽放射線治療棟(同造2階建て延べ402平方b)―などで構成している。
 基本設計業務は公募型プロポーザルで公告済み。6月28日〜7月3日に参加表明を受け付け、7月10日に一次審査の結果を通知する。その後、7月20日〜8月10日に技術提案書を受け付け、8月29日に最終審査の結果を通知する予定だ。業務期間は19年3月29日まで。委託上限費は1億1300万円(税込み)としている。