日本工業経済新聞社(茨城)
2018/06/27
【茨城】日立市が優秀建設業者表彰/9社6工事に栄誉
日立市はこのほど、2018年度建設業者表彰の受賞者を発表した。前年度に完成した工事308件の中から6工事9社を選定。このうち鰹H山工務店、多賀土木梶A鈴縫工業鰍ヘ今回の受賞者の中で最多となる10回目の栄冠獲得。日立綜合防災鰍ニ樺|中工務店は初受賞の栄誉に浴した。表彰式は7月18日午前10時から市役所新庁舎503会議室で開催。式典では受賞者を代表して鰹H山工務店の秋山光伯代表取締役が謝辞を述べる。
受賞工事のうち、おおくぼ保育園園舎改築事業では建築主体工事と電気設備工事が受賞。建築工事では既存園舎を利用しながら、工区を分けて段階的に施工。園舎利用者への適正な安全対策、細部の仕上がりに配慮した優秀な技術力が評価された。
電気設備工事では機器の取り付け状態など細部にまで配慮を怠らず、施工技術・品質管理について優秀であると認められた。
市新庁舎整備事業第1期本体工事は、高い技術力と確固たる相互連携のもと施工。意匠が細部にまで配慮されており、市の新たなランドマークとしてふさわしい施設が出来上がった。
(国)金沢諏訪線(市道4820号線)道路改築工事は監督員や関係機関との綿密な打ち合わせで高い品質を確保。供用予定日に合わせて工事完成を成し遂げ、優秀な出来栄えは地元企業の技術力向上の模範となると評価された。
(国)東金沢河原子間バス専用道路整備(その6)工事は、当該施工箇所が単線道路の整備であるため施工ヤードが狭あいで制約が多かったが、効率的な施工計画の立案と関係機関との綿密な工程調整に積極的に取り組み、高い品質を確保した上での工事完成を達成した。
(国)東大沼水木間バス専用道路整備(その6)工事は他工事との現場が競合することから効率的な施工計画の立案と関係機関との綿密な工程調整が求められ、また周辺に団地や交通量の多い市道9号線が併走する中の施工であったが、出来栄えはきわめて優秀であった。