滋賀県南部土木事務所は、国道8号野洲栗東バイパスや栗東市の市道下鈎出庭線など、周辺で進められる主要な道路事業と密接に関連する路線である県道片岡栗東線4車線化拡幅事業について、同線の未改良区間のうち第1期・宅屋工区において17年度に初弾工事に着工したB〜C区間に続き、18年度はA〜B区間およびC〜D区間での本線拡幅工事、市道中ノ井川1号支線のC地点までの既存道路拡幅工事―の着工を目指す。
A〜B区間は片岡栗東線補助都市計画街路整備工事(延長約200b)として順調にいけば夏から秋にかけて総合評価方式(簡易型一般)の公告から契約を目指す。市道中ノ井川1号支線の拡幅は片岡栗東線単独街路整備工事(同約190b)として同じく夏から秋にかけ事後審査型一般で公告から契約、C〜D区間における片岡栗東線補助都市計画街路整備工事(約300b)は順調にいけば秋ごろ総合評価方式(簡易型一般)の公告となる見通し。
現時点では、18年度末にもC〜D区間において南側の2車線を供用開始するとともに南側の市道下鈎出庭線と接続、19年度も工事を継続し同年度末にもA〜D区間の4車線供用開始としたい方針。またD〜E区間の19年度着工を目指す。
片岡栗東線拡幅事業の宅屋工区・第1期は、国道8号宅屋交差点付近(A地点)から琵琶湖方向へ国道8号バイパス予定地(B地点)、市道中ノ井川1号線接続箇所(C地点)、市道下鈎出庭線接続箇所(D地点)を通りE地点までの道路4車線化と両側歩道設置に取り組む。第1期工区の詳細設計は14年度に完了(担当=橋本技術)。
提供:滋賀産業新聞