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建設新聞社
2018/06/27

【東北・青森】三菱総研が最優秀/八戸駅西地区交流拠点エリアマネジ公募プロポ

 青森県八戸市は、「八戸駅西地区賑わい交流拠点形成エリアマネジメント導入検討調査業務委託」について、公募型プロポーザルで選定を進めた結果、三菱総合研究所を最優秀提案者に選定した。
 技術提案者は同社とエリアワークスの2社。審査では▽より具体的な提案があり、スケジュールや社内体制、まちづくりの前段階の計画作成に期待できる▽八戸市での実績があり短期間での確実な遂行が期待できる―などの点が評価された。上限金額は3300万円(消費税込み)、履行期限は2019年3月20日。
 同市では、八戸駅西地区の約97fをエリアに、広域交通の結節点という立地条件を生かした、市の顔となるまちづくりに向け土地区画整理事業による都市基盤施設の整備と宅地の利用増進を図っている。
 17年度末での事業費ベースの進捗率は約74lで、本年度中には駅前広場やシンボルロード(一部を除く)、都市計画道路3・4・28の橋梁(浅水川をわたる根市内矢沢とメドツ河原をつなぐ橋)の竣工が予定され、シンボルロード沿線の土地利用(使用収益開始)が見込まれる状況となっている。
 また、地区内の「集ゾーン」でクロススポーツマーケティングによる、通年型アイスリンクをベースとした多目的アリーナの整備が計画され、20年春ごろの開業を予定している。これらを踏まえ地権者・事業者・住民が一体となった賑わいのある交流拠点の形成に向けて、エリアマネジメント調査を実施し、まちづくり計画を策定する。
 具体的業務としては、@前提条件の整理(社会経済情勢分析、現状把握等)、目標年次A関連計画(設計)、条例の整理および調整Bプロフィットセンター化に向けた先進事例調査や設備計画の検討C多機能交流を促進するエリアビジョンの検討Dまちづくり推進体制の検討Eまちづくり推進体制の支援―など。

 提供:建設新聞社