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建設経済新聞社
2018/06/27

【京都】梅小路公園に“賑わい施設” 事業者選定で緑化審に部会 大宮交通公園整備でも部会

 京都市は26日、梅小路公園賑わい施設の事業者選定について京都市緑化審議会に諮問。大宮交通公園整備事業の事業者選定についても同審議会に諮問した。
 下京区の梅小路公園周辺では2019年春に七条通付近にJRが新駅を開業、2019〜2020年度にはホテルや商業施設の開業が予定されるなど、活性化の好機を迎えている。そうした中、JR新駅に近接する七条入口広場(東側約1200u)に民間事業者からの提案による新たな賑わい施設を設置する考え。
 京都市緑化審に梅小路公園賑わい施設事業者選定部会を設置し、審議する。
 部会で7月に募集要項を審議し、8月から公募を開始。10月に公募結果を部会で審議し、11月に事業者を決定する。2019年1月に事業着手(埋文発掘調査等)。2019年度中の賑わい施設開業を目指す。
      ◇
 大宮交通公園整備事業は、北区大宮の大宮交通公園の北東部に北消防署を移転新築するとともに、消防署移転を機に公園を再整備する計画。北消防署移転により、公園面積は約2・08fから約1・8fとなる予定で、今後、都市計画審議会の承認を経て、都市計画を変更した後、再整備する事業者を公募で選定する予定。
 京都市緑化審に大宮交通公園事業者選定部会を設置する。秋以降に部会で募集要項などを審議し、事業者を決める予定。
 2017年度は環境アセスメントのほか、地質調査(担当はアーステック東洋)等を実施。2018年度に基本設計・実施設計をまとめ、2019年度〜2020年度に建設工事を進め、2021年度の稼働を目指す。
 今年1月に公表した北消防署移転整備事業に係る配慮書によると、規模はRC造3階建、延約3000u。設計は公募型プロポーザルで内藤建築事務所(京都市左京区)を選定した。