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北陸工業新聞社
2018/06/25

【石川】誠実さ旗印に地域貢献/鈴木建設グループ70周年祝う会/美鈴会の30周年も 

 鈴木建設(金沢市)のグループ各社における協力会社で構成される美鈴会(71社)の設立30周年と同グループ創業70周年を祝う会が22日、金沢国際ホテルで開かれ、今後も研さんを重ね、豊かな地域社会づくりに努力していくことを誓った。
 この日は35年にわたり社長を務めた鈴木宗幸氏の会長就任と新社長に就いた規秀氏のお披露目、美鈴会の新役員も紹介された。はじめに宗幸会長が「先代は『苦進楽慎』をはじめ、人心の機微に通じることができるかということをとても大切にしていた。グループ70周年という記念の年にバトンタッチを決めた。会長の立場で新しい体制、皆さんの繁栄を見守りたい」とあいさつした。
 規秀社長は「当社は先代や会長の勇気ある一歩と多くの人たちに支えられ、70周年を迎えることができた。今後は100周年という大きな光に向かって歩んでいきたい。今、大きな不安と同じ大きさの楽しみ、期待感もある。建設業、社長業を楽しんでいきたい」と決意を述べた。美鈴会の新会長となった中村直人氏(日栄商事取締役専務執行役員)は「鈴木建設グループの100周年に向けて力を尽くしていきたい」と述べた。感謝状の贈呈に続き、鏡開き、乾杯し、歓談に入った。
 祝う会に先立ち、鈴木建設安全衛生大会が行われ、無災害4000日を目指し、労働災害の撲滅へ決意を新たにした。
 協力会の米沢寛氏が「新社長就任に伴い、協力会も新しい運営体制にしたい。無災害記録は3996日で途切れたが、これまでの実績を生かし、現場の集中力を積み重ねて欲しい」とあいさつ。宗幸会長が「皆さんのこれまでの努力に感謝したい。技術力を向上させ、一層、地域に貢献してもらいたい」と述べた。
 表彰では協力会の会長表彰に太陽テント北陸、社長表彰に油野水道設備、従業員2人に安全表彰が贈られた。安全宣言で労働災害の撲滅、無災害記録の更新に努めることを確認した。

hokuriku