浜松医科大学は、国の2019年度予算概算要求に向け、「医療機能強化棟新設」や「スマートライブラリー計画」などに必要な事業費の確保を文部科学省に求めた。今野弘之学長が関係者に事業の必要性などを説明した。
医療機能強化棟は、手術件数や分娩(ぶんべん)件数の増加に対応するため新設を計画。延べ床面積は約6250平方b。既存の外来棟と病棟の間にあるスペースを活用する。スマートライブラリー計画は、老朽化した付属図書館を福利施設棟と一体的に改修するもの。増築面積約420平方b、改修面積約2160平方bを見込む。
この他、改修を進めている基礎臨床研究棟の最終期(第3期)、敷地内にある防災設備や屋外給水管の更新なども必要な事業として要望した。
提供:建通新聞社
(2018/6/25)
建通新聞社 静岡支社