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安倍晋三首相と小此木八郎防災担当相が６月21日、大阪北部地震の被害状況を確認するため現地入りし、寿栄小学校（高槻市）などの被災現場を視察した。
　安倍首相らは、ブロック塀が倒れて登校中の児童が亡くなった寿栄小学校や、臨時の無料入浴施設が設置されている茨木市の若園公園などを視察し、現場状況を確認した。
　視察後には高槻市役所で松井一郎大阪府知事など、被災自治体の首長らと意見交換し、現地の課題や要望事項などを聞いた。
　安倍首相は「まずは今回の地震で犠牲となられた方のご冥福をお祈りしたい。政府としてできる限り、スピーディーで細やかな対応を実施していきたい」と述べた。
　松井知事は「尊い命が多数失われた。府民の皆さんができるだけ早く元の生活に戻れるように全力を尽くしていく。できる限りの財政支援をお願いしたい」と要望した。また、浜田剛史高槻市長と福岡洋一茨木市長も「安全・安心のまちづくりを早急に進めていくためにも政府の協力・支援をお願いしたい」と訴えた。