富山県土木施工管理技士会(高田均会長)の18年度通常総会が21日、富山市のボルファートとやまで開かれ、技術力の維持向上や社会的地位の向上を柱とする今年度事業計画などを決めた。
全国土木施工管理技士会連合会会長表彰5名の伝達、優良技術者9名の県技士会会長表彰に続き、高田会長があいさつし、「公共事業予算の増額について、関係機関に働き掛けるほか、若者が業界に入職・定着するよう、建設業の魅力や果たす役割を強くPRするとともに、各企業に対し働き方改革の促進を図り、若者にとって夢と希望を抱ける業界として、さらに発展させたい」と述べ、「会員の皆さんの研さんをテーマとした、研修・講習会を開き、土木施工管理技術の向上にも努めたい」と話した。
来賓を代表して、県土木部の江幡光博次長(部長代理)、福濱方哉北陸地方整備局富山河川国道事務所長、竹内茂県建設業協会長がそれぞれ祝辞を述べた。
議事では、17年度事業報告と収支決算、18年度事業計画および収支予算を審議し承認した。
総会終了後には、北陸地方整備局企画部の村下剛技術調整管理官による記念講演「国土交通行政の最近の話題」も開催された。