産業機械の制御装置、建設機械部品の総合メーカーである小松電業所(小松市国府台5―20、塚林幸作代表取締役社長)が、本社工場敷地内で計画する「小松電業所工場増築工事」は、設計・施工ともにトーケンが一括受注した。21日に関係者約40人が出席し、建設予定地で地鎮祭が執り行われた。
地鎮行事では、トーケンの根上健正代表取締役社長が鎌入れ、塚林社長が鍬入れを行い、工事の安全施工を祈願するとともに着工を祝った。関係者が玉串をささげた。
建設規模は、S造2階建て延べ4084・54平方メートル(建築面積2628・54平方メートル)。全体の敷地面積は2万6299・02平方メートル。完成は12月を予定している。
小松電業所は、1948(昭和23)年1月に創業。多工程一貫生産システムで薄物板金のプレスや溶接、塗装加工、建設機械運転制御装置の組立などを手がけている。