津野町は、宿泊施設の「天狗荘」をリニューアルするため、基本構想策定の公募型プロポーザル実施に向けた準備を進めている。募集要項の公表は6月中を予定。
天狗荘は暖房設備など施設の老朽化が進んでいるため、改修や改築を含めたリニューアルを検討しており、基本構想の中で今後の方針を決定していく。6月補正予算には基本構想委託費858万円を計上している。
町は2017年度、高知県と合同で四万十川源流、天狗高原を含めた今後を考えるプロジェクトチームを立ち上げており、ソフト・ハードの両面から協議する中で、天狗荘の在り方についても検討してきた。リニューアル後のオープンについては、県が幕末維新博終了後に自然体験型観光を推進することから、20年夏とする意向がある。
提供:建通新聞社