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建通新聞社四国
2018/06/22

【徳島】徳島市の勝占地区こども園 工事費を補正で

 徳島市は、勝占地区にある大松幼稚園と大松保育所、方上保育所を統合し整備する新たな「幼保連携型認定こども園」について、順調なら年内をめどに工事予算を確保し、年度末までの工事発注を目指していく考え。現在実施設計中。また、環境整備として仮設園舎(大松幼稚園)の整備の他、同幼稚園舎の解体工事などを別途進める。仮設園舎は現在工事中で夏休み前までに整備を終える運び。引っ越し作業の後、既設園舎を解体する。
 計画では、現在の大松幼稚園(勝占町中須156ノ1)と大松保育所(大松町上野神9)の敷地2898平方bに、定員120人で保育室(2〜5歳児)の他、乳児室(0〜1歳児)、遊戯室、調理室、職員室、保健室などに加え、在宅育児家庭相談室や活動室などを備えた認定こども園を整備する。設計は宮建築設計(徳島市)が担当。鉄骨造2階建て延べ約1350平方bの規模を見込み業務を進めている。所管はこども企画課。
 なお、仮設園舎の設置と既設園舎の解体撤去など(大松幼稚園仮園舎整備等事業)は教育委員会が担当。仮設幼稚園舎は延べ360平方b程度。18〜20年度の期間で大和リースと契約を結び現在整備中。解体する既設幼稚園舎の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ592平方b。解体設計はしらさぎ台設計室(徳島市)が担当。こちらは9月末までの工事発注を目指していく。
 仮園舎は認定こども園が開園する20年4月に保育所とともに撤去し、跡地は園庭として整備する計画。

提供:建通新聞社