日本工業経済新聞社(群馬)
2018/06/21
【群馬】県森林土木建設協会と県環境森林部が意見交換
群馬県森林土木建設協会(山藤浩一会長)と県環境森林部は19日、前橋市内の群馬県公社総合ビルで森林土木事業意見交換会を開催した。協会からは山藤会長など役員が出席。県からは山崎信明副部長や出先事務所長が参加。意見交換は、部内で週休2日制の導入を検討していることを示し、活発な議論が行われた。
冒頭、山藤会長は「この機会を通して、受発注者がお互いの立場を理解することでより良い成果が生まれると考えている」と話した。山崎副部長は「県内の約7割が森林であり、整備のための治山・林道事業は重要」との認識を示した。
田中貴弘林政課長と小山兼広森林保全課長が林道や治山の予算状況などや重要施策などについて説明。出先7事務所の所長らも各事務所の2018年度事業概要について解説した。
意見交換に移ると、環境森林部における週休2日制導入を議題として議論。業界からは、各社の体制や日給月給の問題などが導入に向けた課題との意見が出ており、県はこれから制度の具体化に向けた検討をさらに進めていくとした。