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滋賀産業新聞
2018/06/22

【滋賀】竜王町 コンパクトシティ化の検討

 竜王町は、「コンパクトシティ化検討業務(グランドデザイン策定)」に係る事業者の選定にあたり、指名型プロポーザルを実施。去る19日より、実施方法を含む必要事項を定めた実施要領などを各指名業者あてに通知した。業務委託期間は、19年3月15日まで。
 少子化に伴う人口減少と高齢者の増加を見据え、町はコンパクトシティ形成に向けた検討事業を昨年末より開始。庁内で組織横断的に結成したプロジェクトチームのもと、グランドデザインのコンセプトを模索するべく協議が重ねられてきた。今回のグランドデザイン策定に関する事業費は、今年度当初予算で500万円を予算化している。
 本業務の目的は、▽10年後の町のコンパクトシティ化の構想を策定するとともに、▽30年後の町の理想的なまちの全体像(グランドデザイン)を描くこと。まず、10年後の町のコンパクトシティ化にあたり、教育・医療・福祉・商業などの生活サービス機能、居住機能、行政機能の3つを集約した一体的な日常生活圏を構成する中心核(ハブ)と、周辺の複数集落がひとつのまとまりとして機能する小さな拠点(スポーク)とがネットワークを構成することで、将来にわたり、高齢者や子育て世代を始めとする住民が安心して暮らし続けることができるまちづくりを目指し、その構想およびロードマップを作成。そして、前述のコンパクトシティ化を基軸とし、30年後の社会変化などを予測した、公共インフラのあるべき姿も含めた理想的なまちの全体像(グランドデザイン)を作成する。

 今後のスケジュール(予定)は次の通り。

@27日=参加承諾・辞退届提出締切、質問受付締切
A7月2日=質問に対する回答
B9日=企画提案書・見積書などの提出締切
C13日=プレゼンテーション審査
D17日=審査結果の通知

提供:滋賀産業新聞