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北陸工業新聞社
2018/06/21

【富山】ゼロ災害へ重点施策を推進/前田建設工業が安全大会 

 前田建設工業北陸支店(東福忠彦支店長)と前友会北陸支部安全協力会(夏見久志会長)は20日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で、安全大会を開いた。
 北陸各県から240人が参加。冒頭、安全協力会の夏見会長が、「死亡、重大災害を防ぐことは事業主の大事な役目。事故発生のほとんどは不安全行動とヒューマンエラーが原因だが、自社の作業員に粘り強く教育指導する必要がある。事業主の安全パトロール強化と声掛けも大事。安全に関し、あきらめないで努力することが一番であり、ぜひゼロ災害を目指したい」と呼び掛けた。 
 東福支店長は、「災害防止へは職員、協力会社の責任者が安全に対し強い信念を持ち、率先し現場を引っ張ることが大事。当社安全スローガンは「見逃すな危険の芽 心をこめて声をだせ 自分と仲間を守るため」。危険を早期に見付け、声を出し合い、風通しの良い現場しよう」と訴えた。また、「今期は重篤な災害を起こさないという強い意志のもと、全事業本部の共通方針として、▽安全指導事項の確実な伝達と遵守の徹底▽不安全行動と不安全設備の黙認排除▽職員、協力会社の危険予知能力と安全意識の向上―を重点施策に、作業所と支店が一体となり実施する」とし、「当社は本年度で創業100周年を迎える。利益率、脱請負、CSV経営のすべてでナンバーワンを目指す。今後も安全衛生活動に一層の協力をお願いしたい」と述べた。
 現場で優秀な安全成績を収めた協力企業と個人を表彰した後、細江裕行富山労働局労働基準部長、前田建設工業本店の中西隆夫土木事業副本部長、前友会本部の橋本茂会長があいさつ。安全協力会代表の宮田真吾氏(共立建工)が安全宣誓を力強く読み上げた。

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