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　県建設業協会（小野利廣会長）の女性部会「ふくしま建女会」の発足式が20日、郡山市のビッグパレットふくしまで行われ、代表幹事に横山眞由美氏（横山建設工業代表取締役）が就いた。横山代表幹事は「女性の目線から変化をもたらすことで、建設業のイメージアップ、担い手確保に多少なりとも貢献できれば。建設業で働く女性のネットワークをつくり、女性が安心して入職し働き続けることができ、男女ともに活躍できる職場環境にもしたい」と抱負を述べた。
　人口減少社会の到来と、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少を背景に、将来の担い手確保と働き方改革への対応が課題となる中、協会が�@女性が働きやすい職場環境の整備�A男性社会と思われがちな建設業での女性の入職促進�B男女ともに活躍できる環境づくりの推進│を目的として女性部会の設置を計画。今年１月に準備会を立ち上げ、名称や要綱等を検討していた。
　会の運営は、各連絡協議会から推薦された会員企業の女性役員・職員で構成する幹事会が行う。発足に当たり、準備会のメンバー８人が幹事に就任した。横山代表幹事以外は技術者。女性職員等の負担を考慮して、会員は募らず、研修会等の実施事業に参加協力してもらう形式を採る。
　働く女性のネットワーク形成を目指して、女性目線の自由な発想で活動していく。他県や異業種の女性の会との交流などの事業のほか、協会では活動の中で出された意見等を、協会の他事業や行政等への要望・提言に反映することも想定している。
　発足式では代表幹事を選任した後、会の名称デザインを決めた。親睦交流事業や現場視察など具体的な実施事業の検討も行った。名称デザインは黄緑色の斜体をかけた太明朝で「カッコいい女性」「新緑の清々しさ」をイメージした。
　代表幹事以外の幹事は次の通り。
　藤原華代（安藤組）岡理恵子（東信建設）浦川千恵（オオバ工務店）富永美香（藤田建設工業）木村絵梨子（マルト建設）佐藤ゆき（渡部工務所）岩佐正恵（福浜大一建設）