日本工業経済新聞社(群馬)
2018/06/20
【群馬】洪水の一時避難所を整備
板倉町は、飯野地内の利根川堤防に洪水から避難するための一時避難所を整備する。工事は、舗装と防護柵の設置を随意契約、植栽を指名競争入札で発注する。発注時期については、国土交通省利根川上流河川事務所が施工箇所となる堤防の拡幅を行っていることから、その完了後となる2019年3月以降を見込む。拡幅工事の進捗状況により、予算を繰り越して19年度の発注も視野に入れている。
一時避難所は、幅25mの天端に2800uのワラ芝を敷いて整備する。また、避難所へつながる坂路120mに幅員2mのアスファルト舗装の歩道を設ける。あわせて、車道との境にガードパイプを設置する。詳細設計はこれから町内部で作成を行う。当初予算に整備工事費698万円を計上した。
一時避難場所は、飯野地区の周辺に洪水時の避難場所となる高台がないことから整備が計画された。
下五箇地内では、洪水避難タワーの整備が進められている。