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　西尾市は、「一色西部ポンプ場」の耐震補強工事と津波対策工事の一般競争入札を、順調なら７月30日に公告し、８月24日に開札するスケジュールで調整を進めている。
　２０１８年度事業で計画している耐震補強は、ポンプ井でコンクリートを打ち増しする他、あと施工せん断補強鉄筋の埋め込みを行う。津波対策では、スラブの追加や換気ガラリなどをふさぐ他、自家発電設備の基礎を築造し、同設備を移設する。
　耐震補強については19年度も対策工事を予定しており、ポンプ棟の柱や壁、梁を新設する他、数カ所で開口部をふさぐ計画だ。また、打ち換え用プレキャスト床版の屋根を撤去し、鉄骨屋根を新設する。
　実施設計は中日本建設コンサルタント（名古屋市中区）が担当した。
　一色西部ポンプ場の所在地は一色町小薮東実録67。

提供：建通新聞社