全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　徳島県農林水産部は、「農山漁村未来創造事業（企画提案型）」の２０１８年度採択結果（第１回公募）を明らかにした。対象は６事業。いずれも農林漁業者や関係団体などがハード整備を主体に、付随するソフト整備を展開する事業で、最長２年間で取り組んでいく。
　県内の農林水産業を守り、次代に継承していくため、県は「農林水産業未来創造基金」（農山漁村未来創造事業）を16年４月に創設。農林漁業者などが主体的に課題解決に取り組む事業を支援している。対象は、農林水産業用機械・施設等の導入整備費、簡易な土地基盤整備−など。ハード事業については２０００万円を上限に、対象経費の２分の１以内を補助する。
　16年度は１次・２次募集を行い、計17件が採択を受けた。17年度も１次・２次募集を行い、計18件が採択を受けている。　今回採択を受けた６件の主な内容は次の通り（�@事業主体者�A事業計画期間）。
　▽「あいさい広場」食育と６次産業育成事業�@東とくしま農業協同組合�A18〜19年度まで（２年間）
　▽農業用加工施設の設備拡充事業�@東とくしま農業協同組合�A18年度（１年間）
　▽鳴門の食と自然の発信基地となる農産物直売所の建設�@大津松茂農業協同組合�A18年度（１年間）
　▽水稲種子専用調整設備�@美馬農業協同組合�A18〜19年度まで（２年間）
　▽トップワンあなんチンゲンサイ構想�@ＪＡアグリあなんチンゲンサイ部会�A18年度（１年間）
　▽手に取っていただきたい日本一のスジアオノリ�@徳島県漁業協同組合連合会�A18年度（１年間）

提供：建通新聞社