建通新聞社
2018/06/18
【大阪】コンサル平均落札率 府・市いずれも上昇
大阪府、大阪市の2017年度測量・建設コンサルタント入札の平均落札率が本紙調査で分かった。平均落札率は、府が79・8%(前年度=78・8%)、市が84・9%(同82・7%)となり、対前年度でいずれも上昇する結果となった。
5年前と比較すると、府で0・2ポイント下降した一方、市では1・4ポイント上昇した。過去5年間の平均値は、府が79・3%、市が83・5%。府では15年度以降は微増傾向にあり、市では13年度以降は連続で減少したが、17年度にここ5年間の最高値となり回復した。
建築設計・監理の落札率は、府が79・3%(前年度=80%)、市が84・9%(同83・9%)となった。建設コンサルタントでは、府が81%(同78・7%)、市が85%となり、いずれも過去3年間で最高値をマークした。
また、17年度の測量・建設コンサルタントの件数を見ると、府が1055件で対前年度比29件の減となった一方、市は270件で、前年度と比べて7件の微増となった。過去5年間の平均件数は、府が1091件、市が275件だった。