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日刊建設工業新聞
2018/06/19

【鳥取】設計企画提案書34者が提出/第1次審査は5者程度か

 智頭町が建設する新図書館の設計選定公募型プロポーザルで、最終的に企画提案書を提出した建築士事務所は34者に上った。2段階審査で最優秀設計者を決定する町は、24日の第1次審査で5者程度に絞り込むことにしており、競争率6・8倍の狭き門となりそうだ。
 プロポ参加表明者は、県内外の単独とJVを含む35者だったが、企画提案書提出期限の15日までに34者が提案書を提出し、1者が辞退を届け出た。
 1次審査は書類審査で、これまでの業務実績や智頭図書館整備計画に沿った設計方針、実現性などを評価する。
 2次審査は7月1日に公開ヒアリング。プレゼントと質疑応答の時間が限られ、町教育課は「最大でも5者程度にしたい」と説明。1次審査では5者以内を選定し、公開ヒアを求めることにしている。
 JR智頭駅近くのバスロータリーに、2020年度オープンを目指す新智頭図書館の工事計画は、原則平屋建ての延べ床面積1150平方b級。駐車場も30台程度を敷地内に配備する。18年度は基本・実施設計と造成。19年度に着工する。

日刊建設工業新聞