福井県土木施工管理技士会(坂川進会長)の通常総会は13日開かれ、18年度も引き続き技術力の維持・向上へICTやi−Con推進など各種研修・講習会を積極的に行う事業方針とした。福井市御幸3丁目の県建設会館で。
冒頭、坂川会長が挨拶。ICT工事では土工や舗装工、浚渫工にまで拡大する進展著しい状況を踏まえ「さらなる展開にむけ地方の中小企業の導入が不可欠。しかし人材育成面など大きな経済的負担が課題となり、今後は取り組みやすい環境が構築されるように」等と政策に期待し、災害や除雪対応にも職務改善に努めていく意向を示した。
続いて来賓の国交省近畿地方整備局福井河川国道事務所の田村友秀副所長、福井県土木部の齊藤重人参与(土木技術)、全国土木施工管理技士会連合会の小林正典専務理事が祝辞を送った。
17年度は生産性向上にむけたICT土工など全面的な活用に対応し関連研修・講習にウエイトを高くした。引き続き18年度も実務・現地研修、継続学習制度(CPDS)などを通し技術力向上を図る。役員選任では欠員だった専務理事に成瀬公夫氏(県建設業協会専務理事)を補充承認した。
17年度全国技士会会長 表彰受賞者名(敬称略)
土木施工管理技士会の役員表彰 菅原浩 11年6月〜17年12月
優良工事従事技術者表彰4人
上野正人 清水組(丹南支部) 国道27号加斗トンネル補修工事
嶋田智博 坪内建設(勝山支部) 永平寺大野道路轟西地区改良その他工事
小寺幹夫 北陸ロード(丹南支部) 15年度林地荒廃防止施設災害復旧工事
手鹿大輔 中日本土木(丹南支部) 広域河川改修工事(防災・安全交付金)28−12工事