小千谷市は、「旧小千谷総合病院解体工事」について、概算事業費に8億円程度を見込んでおり、19年度の着工に向けて、解体設計を20日に指名数社から見積もり徴集する。内容を精査し、6月末までに随意契約したい考えだ。
小千谷総合病院の移転新築に伴い譲渡される旧小千谷総合病院(6棟/RC造4階建て延べ1万9800平方メートル)は、西小千谷地区(本町1丁目地内)に位置しており、商店街などを含み、地域の活力を生み出す場でもあることから、既存施設を解体した跡地を活用し、図書館を中心に郷土史料館、ダンススタジオ、音楽スタジオ、屋内・屋外広場、屋根付き屋外スペース、カフェなどの機能を盛り込んだ新たな施設を建設する計画。解体実施設計の履行期間は19年1月31日。19年度当初予算に解体工事費などを盛り込む方針。
また、新施設の整備に当たっては、民間による施設整備(PFI事業等)を視野に、日本総合研究所(東京都)により民間活力導入可能性調査が進められている。