高知市は、朝倉総合市民会館を耐震改修するため、建築設計を山本設計(高知市)、設備設計を常石設備設計室(高知市)に委託した。期間は2019年1月31日まで。19年度に工事発注する予定。
規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1199平方b。耐震改修では、耐震補強の他、屋上防水や外壁の改修、塗装・床・壁などの内装改修、既存トイレの洋式化・乾式化、駐車場・囲障などの外構整備、強化ガラスへの取り換えなどを予定。設備改修では、各トイレで衛生器具、給排水配管、換気設備の更新や多目的トイレの機能を追加する他、各室の換気扇、全熱交換機、ダクト更新などを進める予定。
また施設管理の効率化のため、老人福祉センターを廃止し、隣保館と児童館の複合施設とするため、一部レイアウトも変更する。設計の結果次第で、工期が20年度までかかる可能性もある。
同施設は1979年建設で、14年度に耐震診断を実施した結果、耐震強度の不足が判明していた。場所は朝倉戊585ノ1。
提供:建通新聞社