美誠会(足立区)が武蔵野市内に新設する「介護老人保健施設 サンセール武蔵野」や、福寿会(足立区)による「しらさぎ」の大規模改修など、医療法人による介護老人保健施設の創設1件と大規模改修3件の事業がスタートする。いずれも施設整備に対する東京都の補助内示を得たことから今後、それぞれ施工者を選定して工事に着手する。
美誠会は、武蔵野市桜堤1ノ9ノ7の都有地(旧武蔵野くぬぎ園跡地)の一角2743平方bを借り受け、入所定員100人、通所定員60人、訪問介護定員30人の介護老人保健施設を新築する。建物の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ4754平方b。2020年3月の開設を目指して施設整備を進める。
福寿会が大規模改修するしらさぎは、鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ7281平方bの規模。定員は入所100人、通所75人で、診療所を併設している。定員や機能は変更せず、内部や外部を改修する。所在地は足立区梅田8ノ12ノ10。10月に工事を完了させる計画。
また、互生会(高知県宿毛市)が、府中市若松町2ノ4ノ4で運営する「ファミリート府中」を大規模改修する。施設の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ2600平方b。定員は入所60人、通所42人で、診療所を併設している。12月の完成に向けて工事を進める。
真愛会(羽村市)が、羽村市玉川2ノ6ノ6で運営している「あかしあの里」を大規模改修する。施設規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4429平方bで、定員は入所100人、通所38人。12月に工事を完了させる考え。
提供:建通新聞社