全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　黒部市は６月補正予算案に、（仮称）くろべ市民交流センター基本設計業務委託費１４６２万円を計上している。設計者選定にあたってはプロポーザルを採用し、議決後にスケジュールなどを具体化させる構えだ。
　計画によると、同センターは旧市役所黒部庁舎跡地で計画する図書館を核とした複合施設で、規模がＳＲＣ造４階建て延べ６４００平方メートル。１階に生涯学習機能を中心に会議室・研修室、飲食施設、多目的ホール、２階に和室や調理室、会議室・研修室、３階に子育て支援センターや図書館の児童図書や読み聞かせなどの各コーナー、４階に一般図書やＡＶ・ＰＣ、郷土資料の各コーナーを配する。概算工事費は２７〜２８億円。１８・１９年度で基本・実施設計を進め、工事は２カ年程度を見込む。
　市では今年３月、くろべ市民交流センター管理運営計画策定委員会（委員長・藤田公仁子富山大学地域連携推進機構教授）を設立。詳細な事業内容をはじめ、様々な角度から分析・検討を加えながら、これまでにない斬新な複合施設として、さらなる生涯学習や文化力の向上、中心市街地の活性化などが図られるよう、管理運営計画を１９年３月までに策定する。