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北陸工業新聞社
2018/06/08

【石川】P1、トンネル工を/農道能登外浦4期で補正措置/県農業基盤課 

 石川県農林水産部農業基盤課は、輪島市門前町における広域営農団地農道整備事業能登外浦4期地区で、千代工区橋梁のP1橋脚工事や椎木・北浦トンネル工事の設備、舗装などを促進する計画で、6月補正予算に現計分8億323万3000円、債務負担9億1000万円を盛り込んだ。
 4期地区(輪島市門前町飯川谷〜千代)は、広域営農団地農道整備事業の唯一の未供用区間で、延長約4200メートル。大型構造物として椎木・北浦トンネルや千代工区橋梁(ともに着工済み)のほか、門前町中田地内のトンネルがある。
 同橋梁(門前町千代地内)は、上部形式PC箱桁橋126・0メートル+プレテンション連結T桁橋138・5メートル、橋台2基、橋脚6基。これまでにP6橋脚、P2橋脚、A1橋台、P5橋脚が発注済み。P1橋脚工では合わせて上部工の一部に取り掛かる。実施設計は日本海コンサルタントが担当。
 安藤ハザマ・宮下・石田特定建設工事共同企業体により椎木側から掘削を進めてきた椎木・北浦トンネル(延長1107メートル)は17年12月に到達式が行わている。補正予算を活用して工事の促進を図ることにしている。設計はアルスコンサルタンツが担当。

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