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建通新聞社(岡山)
2018/06/08

【岡山】岡山県備中県民局 加須山中帯江線のバイパス橋梁上部工などを9月末までに順次発注

 岡山県備中県民局は、加須山中帯江線のバイパス事業を進めており、橋梁上部工などを9月末までに順次発注する。
 同路線は倉敷市八軒屋を起点に同市中帯江に至る県道。現道は1車線分しかないにも関わらず交通量が多く、周辺道路の交通渋滞や生活環境の悪化などが懸念されている。それらを解消するため、現道の南側に新たなバイパス道を建設する計画。延長は1550b、幅員は18b(片側1車線、両側歩道)。
 2018年度の工事としては、新興住宅地「ベルタウン」内の山を掘り割りバイパス道を通過させるため、それにより分断されたベルタウン内を結ぶ橋梁を建設する。現在、橋台2基の設置工事が進められており、本年度は上部工(斜材付きPCπ型ラーメン橋)を発注する。橋長は39・7b、幅員は5b。完成は18年度末の予定。
 また、橋梁建設に伴う道路の付け替え(道路土工、側溝工、ブロック積み工など)や、ベルタウン南側での函渠工・自由勾配側溝嵩上げ工などを9月末までに発注する。
 実施設計はエイト日本技術開発(岡山市北区)が担当した。
 新バイパスは、旧県道倉敷玉野線と県道倉敷飽浦線を結ぶ道路。このうち加須山地区と亀山地区(一部)で供用を開始している。順調に進めばあと3〜4年で全線が開通する運びだ。

「提供:建通新聞社」