東京女子医科大学(新宿区)は2021年度、東医療センターを足立区江北の「おしべ通り」沿いに移転改築する。18年内に施工者を決め、19年春の着工を目指す。
主に病院棟と学校・寮棟で構成する。病院棟は免震構造を採用し、地下1階地上10階建て延べ5万2150平方b。病床数は450床。学校・寮棟は耐震構造の8階建てで、床面積は、看護専門学校2800平方b、研修医寮1950平方b(56戸)、看護師寮1950平方b(56戸)を想定。平置き駐車場約300台分を確保。
3次救急や地域医療支援病院、災害拠点病院(屋上ヘリポート)、がん診療機能、高度急性期、周産期母子医療センターの機能を設ける。
建設地は足立区江北4ノ22他で、敷地面積は2万7644平方b。敷地は都が所有しており、7月に足立区が37億円で買い取る方針。取得後、足立区が東京女子医科大学に貸し付ける。期間は50年間で、当初の20年間は無償とする。
提供:建通新聞社