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　横須賀市は、「国道３５７号延伸ルート検討業務」の契約候補者を選定するため、公募型プロポーザル（企画提案型競争見積もり方式）の募集要項を公表した。横須賀市のまちづくりの骨格を形成する国道３５７号について、既存の道路ネットワークと連携し、産業発展につながるような延伸ルートを検討するもので、予定価格は１０５２万円。履行期間は２０１９年３月25日。
　参加資格要件は「業種＝建設・補償コンサルタント、営業種目＝都市計画および地方計画」に登録があり、同種・類似業務の実績があることなど。参加申込書を６月15日まで、企画提案書を７月２日まで受け付ける。プレゼンテーションなどを経て７月17日に選考結果を公表する。
　横須賀市では、主要幹線道路である国道16号に大量の交通が集中しており、その機能分担や東京横浜方面との連絡強化のため、国道３５７号の延伸による新たな広域交通軸の形成を目指している。
　今回委託する業務では、国道３５７号について横須賀市の将来像を踏まえて、望ましい延伸ルートを検討し資料を作成してもらう。具体的には、将来の都市像や主要プロジェクトなどの計画・進捗状況などを把握・整理し、国道３５７号との関連性や必要性をまとめる。
　また、用途地域などの都市計画情報、標高などの地勢、その他必要な情報を集める。その上で国道３５７号に求められる機能を整理し、３案以上の複数ルート（終着点候補地）の概略位置を検討する。ルート構想案を総合評価により選定し、来年２月の庁内検討会議で横須賀市案のルートを決定する。

提供：建通新聞社