熊本市は、一般会計24億2万円の6月補正予算案を、6月4日開会の定例市議会に提案した。
熊本城災害復旧事業で、天守閣の展示改修と仮設見学通路整備に5億5340万円を計上し、限度額16億3600万円の債務負担行為を設定。道路関係では、北熊本スマートインターチェンジ整備5億5240万円、熊本西環状道路整備4億2900万円を付けた。
補正後の2018年度一般会計総額は3677億2万円(対前年度比7・4%減)、投資的経費は652億4192万円(32・9%減)となる。
病院事業会計では、新市民病院の医療機器・什器整備に限度額26億2600万円(18〜19年度)の債務負担行為設定を盛り込んでいる。
定例会は6月19日まで。
事業関係は次のとおり
▼省エネルギー等推進8000万円=@新たに設置する「省エネルギー等推進基金」への積立金4000万円Aエコ住宅・エコカー・省エネ機器等の導入経費に対する助成4000万円
▼熊本城災害復旧5億5340万円=天守閣展示改修事業委託及び仮設見学通路整備工事外。※債務負担行為@天守閣展示改修業務委託(19〜20年度)限度額7億2100万円A大小天守閣耐震補強・設備(18〜20年度)限度額9000万円B仮設見学通路整備(19年度)限度額8億2500万円
▼畜産クラスター事業3億2300万円=畜産クラスター計画に位置付けられた中心的な経営体が行う施設整備に対する助成
▼熊本西環状道路整備4億2900万円=砂原四方寄線(池上工区)整備工事
▼北熊本スマートインターチェンジ整備5億5240万円=工事外。
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