公益社団法人小浜市建設事業推進機構の18年度定時総会がこのほど、小浜市のホテルアーバンポート「四季彩の宿 花椿」で開催された。会員27人(委任状を含む)が出席し、任期満了に伴う役員改選で嶋口茂和会長(フクセン代表取締役)が再任された。
議事では18年度事業計画及び収支予算などを審議し承認。18年度事業計画には社会貢献活動として、海開き前に人魚の浜・真珠浜で行う清掃や草刈作業のほか、若狭マリンピア花火大会翌日の浜清掃活動、若狭地方に春を呼ぶ伝統行事「お水送り」神事で松明行列後の道路清掃を例年通り実施する。小浜市の掲げる「協働のまちづくり」方針に沿い、建設業界の特性を活かした公益の担い手となり「美しい小浜を守る」事業を積極的に推進・展開する構え。
さらに、嶋口会長は今秋に開催される福井しあわせ元気「国体・障スポ」にあわせた社会貢献活動について、「できる限り、機構としてボランティア活動に協力したい」と意欲を示し、沿道や街並みを花いっぱいにして全国から訪れる多くの来県者を温かいおもてなしの心で歓迎する「花いっぱい運動」などに会員の参加を呼びかけた。
また、小浜市建設業協同組合の18年度通常総会も同日開催された。任期満了に伴う役員改選で新谷匠理事長(若狭建設工業代表取締役社長)を再任。そのほか、18年度事業計画案などの議案を承認した。