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大阪府の２０１７年度の建設工事と測量・建設コンサルタントの入札で、主要５部局別の平均落札率が本紙調査でまとまった。工事の落札率の幅は、84・７％（府警本部）〜89・９％（農林水産部）、測量・建設コンサルタントは78・３％（府警本部）〜80・４％（農林水産部）となった。
　主要５部局における建設工事の対前年度比では、都市整備部で０・７ポイント上昇し、過去５年間で最高ポイントをマーク。農林水産部では０・６ポイント上昇した一方、住宅まちづくり部では０・７ポイント、教育委員会では０・３ポイントそれぞれ下降した。府警本部は前年度と同ポイントだった。
　また、測量・建設コンサルタントでは、農林水産部と都市整備部は上昇したが、他３部局はいずれも下降した。
　５年前（13年度）との比較では、建設工事で、都市整備部の２・１ポイント上昇を筆頭に、農林水産部で１・２ポイント、教育委員会で０・６ポイント上昇。一方で、府警本部では１・３ポイント、住宅まちづくり部では０・９ポイントの下降となった。
　測量・建設コンサルタントでは、都市整備部で１・１ポイント上昇したものの、他４部局では軒並み下降。特に農林水産部では５・３ポイントの大幅下降となった。