建設新聞社
2018/06/04
【東北・宮城】福田組・仙建工業JVに決定/塩釜市海岸通1番2番地区市街地再開発組合1番地区施設の建設
宮城県塩釜市の海岸通1番2番地区市街地再開発組合(宮城県塩釜市海岸通3の10 鈴木成久理事長)は、中心市街地の再生・復興を図る「海岸通1番2番地区第一種市街地再開発事業施設建築物建設工事(1番地)」の施工者選定を事後審査型制限付き一般競争入札で行った結果、22億2500万円で福田組・仙建工業JVに落札決定した。
再開発エリアは、塩釜市海岸通1番、2番地内の国道45号を挟んで南北両地区。今回の工事対象となる1番地区は南側で、RC造14階建て、延べ5480平方bの住宅棟、S造3階建て、延べ880平方bの事務所棟、S造5階建て、延べ3710平方bの駐車場棟の計3棟で、総延べ面積1万0070平方bを建設する。事務所棟は1階に店舗、2階部分は塩釜市が取得し、子育て支援施設の整備を検討している。工期は2020年4月30日まで。
今後、2番地区建築工事の施工者を選定し、工事を進め両地区のグランドオープンを目指す。
建築物の基本設計と1番地区の実施設計は久米設計、2番地区の実施設計はプランテック。事業協力者はフージャースコーポレーションが担当。総事業費は1番地区と2番地区を合わせて39億6500万円。
提供:建設新聞社