富山県建築士事務所協会の第56回定時総会が1日、富山市のホテルグランテラス富山で開かれ、役員改選で堂田重明会長(福見建築設計事務所)の再任を決めた。
総会には委任状などを含め201人が出席。冒頭、堂田会長が「子供絵画コンクールは昨年6回目を迎え、参加校、作品数が増えてきている。今後も続けていき、業界の社会貢献にしたい」とあいさつし、「会員拡大に力を入れてきたが、現状維持となっている。昨年は引き続き、設計監理業務の要望書を県や市町村へ提出した。士法改正をPRし、防災協定を推し進めていきたい」との考えを示した。
事業計画によると、重要テーマに▽正会員・賛助会員の増強▽健全な運営と信頼される組織づくり▽改正建築士法施行に伴う周知・徹底▽関係団体との連携強化▽既存建築物の耐震改修の推進▽相談窓口・情報提供等によるサポート業務の推進―を掲げた。主な事業では、建築三会共同事業、講習会・研修会、建築相談会の開催、業務報酬基準の周知、既存建築物の耐震診断業務の受託などに取り組む。
会長以外の新役員は次の方々(敬称略)。▽副会長/藤井均 稲葉伸一 山崎秀二 原英高 石坂兼人▽専務理事/土肥義一▽理事/小倉修 山崎勇人 青山善嗣 上田邦成 中本尚 森一夫 金原和武 鈴木保二 早川隆志 上井章 川合光行 中野健司 中川潔 松嶋浩二 片境清久 蟹谷哲 藤井一彦▽監事/山形剛 山本磯明