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建通新聞社
2018/06/01

【大阪】ラグビーWC 仮設座席設置などをDBで

ラグビーワールドカップ2019大阪・花園開催推進委員会(代表・松井一郎大阪府知事)は、19年9月に東大阪花園ラグビー場で開催予定のラグビーワールドカップに向け、仮設座席や大型映像装置などの設置工事を実施する。事業は設計・施工を一括で行うデザインビルド方式(DB)を採用し、民間事業者の技術力やノウハウを活用する考えだ。
 同ラグビー場では、ワールドカップの開催に向け、17年2月から常設施設の改修(スタンドの新設、大型映像装置・照明の設置など)が実施されている。開催に向けては、これらの工事に加え、観客席(南東・南西コーナースタンド、南側スタンド)や仮設トイレの他、仮設大型映像装置、国旗掲揚バトンの設置などが必要になる。
 委員会では、これらの実施設計、工事監理、設置・撤去工事を一括で行うためDB方式を採用し、事業者選定に向けた公募型プロポーザルを公告した。技術提案書を7月2〜17日に受け付け、同月31日にプレゼンテーション審査を実施。8月上旬に最優秀提案者を決定するスケジュールだ。
 契約期間は、設計業務が12月下旬まで、工事と監理業務が19年1〜12月中旬まで。予定価格は6億5605万円(実施設計、工事監理、設置・撤去・現状回復工事費を含む)。最低制限価格は5億8014万1000円(〃)。
 委員会では、参加要件となる説明会を6月14日午前10時から(参加申し込み期限は6月13日)現地で開催する。