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建通新聞社(中部)
2018/06/01

【愛知】名古屋市 緑ケ丘住宅第1工区の設計着手

 名古屋市住宅都市局は、緑ケ丘公営住宅の建て替えに向け、建築本体初弾工となる第1工区の詳細設計に着手する。2019年3月15日までに設計成果を得て、19年度内の工事発注に備える方針だ。
 第1工区は2棟構成で、規模は工区内北側に配置する1次住棟が鉄筋コンクリート造5階建て延べ2597平方b、南側に配置する2次住棟が同造5階建て延べ3323平方b。戸数はそれぞれ30戸と40戸。部屋タイプは1次住棟が一般タイプ9戸、小家族タイプ9戸、高齢小家族タイプ3戸、老人タイプ2戸、単身2Kタイプ5戸、身障世帯タイプ1戸、身障単身タイプ1戸。2次住棟が一般14戸、小家族9戸、高齢小家族3戸、老人2戸、単身2K10戸、身障世帯1戸、身障単身1戸。
 付帯施設は自転車置き場110平方b、外構、植栽、駐車場(33台分)で、全体の整備面積は5590平方b。
 緑ケ丘住宅は、全体敷地面積が5万5990平方b。1965年から72年にかけて21棟の住宅が完成した。耐震性の不足や老朽化に対応するため、建て替えを行う。整備計画を策定しているのは全体6工区。そのうち建て替えは第1〜5工区で実施し、建て替え後の住棟は全7棟、合計215戸。同住宅は高低差がある地形のため、擁壁工のやり換え・新設を進めながら建て替えを進める計画。

提供:建通新聞社