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　鳥取市長が会長を務める道路関係期成会３団体の２０１８年度総会が５月30日に鳥取市のホテルニューオータニ鳥取で開かれ、各団体の要望内容をまとめた。
　国道９号整備・山陰自動車道建設促進鳥取県期成会の総会で深澤義彦鳥取市長は「山陰自動車道は、平成25年度に西部地域で全線開通が実現した。しかし東部・中部地域では国道９号に変わる道路がなく、ひとたび寸断されれば大変大きな損失や打撃を受けるなど高速道路ネットワークの機能が十分に発揮されていない。災害に強い道路の必要性、代替性の確保の重要性から、道路整備財源の安定的な確保を求めたい」とあいさつした。
　国道９号整備・山陰自動車道建設促進鳥取県期成会、鳥取豊岡宮津自動車道整備推進協議会、鳥取道整備・沿線振興協議会の３団体は、各路線の早期整備と総合的な道路整備の推進を求めて要望活動を行うことにしている。また鳥取道整備・沿線振興協議会は、名称を鳥取道整備推進協議会に改め、会長に深澤義彦鳥取市長、副会長に青木秀樹西粟倉村長、西垣英彦岩美町長、矢部康樹若桜町長の３氏を、監事に萩原誠司美作市長と寺谷誠一郎智頭町長を選任した。

日刊建設工業新聞