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　協同組合福井県建築設計監理協会（木村憲一理事長）の１８年度通常総会は５月３０日開かれ、１７年度事業報告と収支決算を原案通り承認し、引き続き官公需適格組合の優位性を生かしてプロポーザル応募競争入札など一丸となり取り組む方針だ。福井市中央１丁目のユアーズホテルフクイで。
　木村理事長は１７年度は国体の建設需要がひと段落し、技術者不足と高齢化が厳しい中にも武生中央公園総合体育館監理業務などをこなして「今後は県立高校の中長期保全計画策定など調査業務に需要が見込める」と展望をまじえ挨拶。また１８年度も建物の長寿命化など再生設計が増える時流をとらえ「一層安全で機能性に優れた健康的で美しい建築を」などと抱負を示した。
　続いて福井県建築設計監理協会共生会（吉田勝二代表世話人）の通常総会も開かれ、任期満了に伴う役員改選では吉田会長ほか全役員を再任。吉田会長は挨拶中、法定福利費の設計段階（川上）における別枠計上に感謝し今後も共生会の専門工事力とともに設監の建築設計力、さらにゼネコンの施工管理力の三位一体を発揮していきたいと活動方針を強調。今年度もタイムリーなテーマ設定の研修会や新商品の説明会などを開催する予定。

福井県建築設計監理協会共生会の１８・１９年度役員（敬称略）
■代表世話人　吉田勝二　一般社団法人福井県建専連
■世話人
木下好正　木下工業
田中猛雄　タッセイ
古市浩昭　福菱物産
房川正己　新明防水工業
吉岡正修　吉岡幸
■監査人
酒井修　　　一般社団法人福井県管工事設備工業協会
伊藤仁一郎　一般社団法人福井県電業協会
■相談役
木村憲一　　協同組合福井県建築設計監理協会
松山憲雄　　同
瀬戸川信之　同