国土交通省岡山国道事務所は、国道2号の大樋橋拡幅に伴う「PC上部その2工事」を6月中には発注する。
国道2号の大樋橋西交差点では立体交差化が計画されており、それに備えて、同交差点の東側、笹ケ瀬川を跨ぐ大樋橋の拡幅を先行して進めている。
大樋橋下部の拡幅は完了済み。今回の工事では、下り側を対象に延長29・3b、幅員約7・6b×3径間分の上部を拡幅する。構造はポストテンション単純バルブT桁。工期は9カ月間。場所は岡山市南区古新田。
上部工の設計は八千代エンジニヤリング(岡山市北区)が担当した。
大樋橋西交差点の立体交差化については、詳細設計を大日本コンサルタント(東京都豊島区)で進めている。また、工事に際しては、施工予定者のノウハウや技術力を設計段階から投入するECI方式(アーリー・コントラクター・インボルブメント)を採用する。
「提供:建通新聞社」