磐田市は、(仮称)磐田市文化会館の移転新築を計画しており、2018年度にボーリング調査と建設予定地=写真=の敷地造成を行う予定だ。
建設予定地は、アミューズ豊田と豊田図書館の南側で、敷地面積は1万8323平方b。現状は旧JA遠州中央豊田事務所と旧ジェイエイ遠中サービスパッケージセンター跡地、両敷地に隣接する畑地となっている。
ボーリング調査は、基本設計の基礎資料とするため、3〜4カ所で実施を予定している。早ければ6月にも委託する予定でいる。敷地造成は第4四半期に発注し、工期は約4カ月を見込む。
同事業は、現在の磐田市民文化会館(二ノ宮東3ノ2)を移転し、2層式で1500席規模のメインホールを備える(仮称)磐田市文化会館と、約350台分の駐車場を整備する。アミューズ豊田と豊田図書館はそのまま利用する。基本設計は、石本建築事務所名古屋オフィス(名古屋市中区)が8月末納期で進めており、市民参加のワークショップを実施するなど、幅広く意見を求め機能の充実化を図っている。
今後18年度中に随意契約で実施設計を委託し、19年度に建築工事に着手、20年度末の完成を目指す。
また、文化会館移転後の跡地利用についても、パブリックコメントを募集するなど基本方針策定に向けた準備を進めており、夏ごろまでに基本方針を取りまとめ公表する予定としている。
提供:建通新聞社
(2018/5/30)
建通新聞社 静岡支社