愛知県農林水産部は2018年度、単県事業の老朽ため池整備事業で、田之助池(東浦町)など3地区の実施設計を委託する。順調なら19年度に工事に着手する予定だ。
実施設計を行うのは、▽田之助池(東浦町)▽鎌切池(豊田市)▽上ケ根池2号(豊田市)―の3地区。
田之助池の規模は、堤高が5・8b、堤長が78b。貯水量は3000立方b。堤体を押さえ盛土で補強する。また、取水施設に緊急放流施設を新設する。工期は20年度までを予定している。
鎌切池の規模は、堤高が3・5b、堤長が70・2b。貯水量は2800立方b。堤体を前刃金工法で改修する他、嵩上げを行う。また、取水施設、余水吐、竪樋も改修する。工期は21年度までを予定している。
上ケ根池2号の規模は、堤高が4・2b、堤長が32b。貯水量は1200立方b。堤体を前刃金工法で補強する。また、斜樋と洪水吐の改修も併せて行う。工期は20年度までの予定。
提供:建通新聞社